最適なマーキングシステム
用途に応じた、最適なマーキングシステムを提案致します
マーキングシステムを選んでいただく際には、「どのような製品に」「どんな素材に」「どういった内容を」「どのくらいの数量」マーキングするのかが大事なポイントです。
- 平面だけでなく、配管や容器の曲面にもマーキングできないか?
- 機械設備だけでなく、ロットの多い製品一つひとつに対応できるか?
- 導入時に社内の人材の手間がかからず、初期コストも少なくできないか?
- 定型のマークではなく、自社内独自の表示やマーク内容を使えないか?
これらお客様の疑問に加え、ラスカムでは「マーキングをすることで、お客様にどんな付加価値を提供できるのか?」といった、見えない部分にも配慮し、お客様のニーズや課題を深掘りします。
3種類のマーキングシステム
3種類のオストリングマーキングシステムであらゆるニーズ・課題に対応
- 電解マーキング
- 振動・けがきマーキング
- レーザマーキング
電解液を使って通電させ、
表面に化学変化を起こす素材に優しいマーキング
- 半永久的に消えない・はがれない
- 曲面や大きなものにもマーキング可能
- 衛生的で安心
- 低コストで導入可能
マーキング導入後のイメージ
優れた耐久性・耐食性を実現
曲面にも使える多様性
極細の針先にもマーキング
振動マーキングとは、超硬ピンの高速振動によるマーキング
けがきマーキングとは、ダイヤモンドのピン先の彫刻によるマーキング
- 金属はもちろん樹脂などにもマーキング可能
- コンピュータ制御で自由に入力
- 自動ラインの組込に最適
- 印字速度が速い
マーキング導入後のイメージ
金属以外に、アクリル樹脂やエンジニアリングプラスチックにもマーキング可能
アルミの銘板に製造年月日、製造番号をマーキング。印字速度が速く、マークは鮮明
表面状態を選ばないので、鋳物のような表面が粗い状態でもマーキング可能
レーザ光を照射して表面を変化させる
高精度な非接触マーキング
- 高品質ビームで高精度・高解像度なマーキング
- コンパクトで丈夫・軽量な一体型の保護ケース
- レーザダイオードとレーザ発振器を一体化
- 省スペースで使え、遠隔制御も可能な通信機能
マーキング導入後のイメージ
精密部品に極小の2Dコード
シリアル番号など変化する数字を高速でマーキング
医療器具・鋼製小物の識別番号
各マーキングシステムの比較
御社の用途に最適なマーキングシステムを選択、検討する際にご参照ください
詳しくは、専門知識を備えた当社営業がご説明・ご対応させていただきます
◎最適 ○向き △不向き × マーキング不可
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商品表面に優しい | 作業環境を選ばない | 微細な表現力 | |||||
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電解 マーキング |
振動・けがき マーキング |
レーザ マーキング |
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1.素材 | 通電性 | 有 | ◎ | ◎ | ◎ | ○※1 | ◎ | ◎ |
無 | × | × | × | ○※1 | ◎ | ◎ | ||
2.マーキング内容 | 固定(同一マーク) | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | |
変動(ロットNo.、日付等) | ○ | △ | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ||
□2mm 以下の文字 | ◎ | ◎ | ◎ | △ | △ | ◎ | ||
ベタ部分が多い | ◎ | ◎ | ◎ | △ | △ | ○ | ||
品質管理コード | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎※2 | ||
3.生産(量) | 多量 | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | |
小ロット | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
ライン組込 | × | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ||
4.見栄え | 文字/マーク | 鮮明 | 鮮明 | 鮮明 | きれい | きれい | 鮮明 | |
グラフィックの表現力 | ○※3 | ○※3 | ○※3 | △ | △ | ◎※4 | ||
5.予算 | 初期設備費用 | ![]() |
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ランニングコスト | 必要※6 | 必要※6 | 必要※6 | 多少必要 | 多少必要 | ほとんど不要 ※7 |
- ※1 振動マーキングは、アルミの銘板をはじめ、鋳物や切削加工品などの金属製品はもちろん、アクリル樹脂やエンジニアリングプラスチックなど通電性のない材質にもマーキングが可能です。また、特に表面硬度の高いものには、けがきマーキングをおすすめします。
- ※2 付属の専用アプリケーションソフトにより、データマトリックス、QRコードなどが瞬時に作成できます。
- ※3 電源の出力切換、電圧、そして電解液の種類によって黒色、白抜き、白色、深彫りの4種類のマーキングができます。
- ※4 CADで作成した図形やTIFF形式のイメージ画像を白黒もしくは8-bitグレートーンで表現することが可能です。
- ※5 マーキングの内容や用途に合わせて設計致します。当社営業担当までお問い合わせ下さい。
- ※6 電解マーキングには、電源本体、付属品の他に電解液、フェルトなどの消耗品が必要です。これらの消耗品は必ず純正のオストリング製品をご使用下さい。
- ※7 従来のランプ励起式で必要だったランプや純水、フィルタが不要になり、メンテナンスにかかる手間とコストが大幅に削減されています。